2009年 06月 22日
ベーグルの在り方
今日はほんまに蒸し暑いです。
ずっとミストサウナの中にいる気分(^^;
しばらくこんなお天気が続くみたいなので、
ベーグルの水分&温度調整には十分気を付けたいところです。
今日は久しぶりにベーグルについて発見&思った事をダラダラ書いてみます。
大学での恩師にあたる人に教えてもらったKing Arthur Flourは
アメリカで一番に最初に出来た由緒正しい小麦粉会社で、
アメリカ全土のパンやケーキ屋さんはもちろん、スーパーマーケットにも製品を卸しています。
製菓・製パンの教育にも力を入れていて、
素人からプロまで多彩なコースで学べる場も提供しているようです。
そこのスタッフが贈るレシピブログがなかなか良いんです☆
見た目かなりアメリカンテイストな感じで、美味しいのか?!ってちょっと疑うのも多いですが、
生い立ちから紹介されていて一つ一つのレシピから考案者の想いが伝わるし、
製作工程も写真付きで詳しくて読んでて楽しい♪
←こちらはそのブログの中からピックアップしたベーグルについての記事です。
この記事のこの写真
記事を書いた人はこう説明しています。
左のベーグルは1分間のケトリング(ここではスチーム)で、右は2分間のもの。
1分間のケトリングではイーストが死滅し切れず、生き残ったイーストが焼成の際に
生地をこれだけ膨らませてしまう→軽くて柔らかいベーグルっぽくない仕上がりに。
それに対して右の2分間のものはちょうどいい感じの仕上がりに―
私はこれを読んで、また余計な(?)思いを色々巡らせる事になりました(^^;
たぶん...多くの日本人が好むのは左のぷっくり高さのあるベーグル。
この容姿だけで十分「おいしそうなベーグル」に見えると思います。
でも本場アメリカのベーグルは確かにどれも高さのないフラットな容姿。
それはどこで買っても統一されてると思います。
それに比べ日本のベーグルは作る人によって大きさ、形、食感、
全てにおいてかなり個性的。
左のベーグルみたいなベーグルだってよく目にします。
あちらでは食感や見た目では右のものが勝っていると言うけれど、
日本では...きっと賛否両論かな。
タイトル忘れちゃいましたが...
「日本人がマグロを好きな理由」を色んな角度から調査した番組がテレビでやってました。
その理由の一つがマグロの赤色にあるそうです。
あの赤は日本人の食欲をそそる色らしく、その色だけで「美味しい」と感じるそうです!
人は舌で味わうより先に目で味わい、視覚によって味覚も支配されるほど。
それだけ見た目が大事って事です。
日本で色んな所の色んなこだわりベーグルを食べるようになって、
私の中で「あっちのベーグルと何か違う。。全然違う!」っていう不満は
どんどん「日本のベーグルってすごい!こんなん作れるなんてやっぱり日本人は勤勉や~」
っていう感動に変わっていきました(^^)
カレーがインドから渡ってきて、日本人に合わせて改良され
まるで元々日本の食べ物やった!
ぐらいの勢いで私たちの食卓に欠かせないものになったみたいに、
ベーグルもそんな道を地味に辿ってるんやな~
カレーほどは無理でも、もっとたくさんの人にベーグルの存在や美味しさを知ってもらいたい☆
見た目も食感もまだまだ要改良な私のベーグルやけど、
そんな夢を持ちつつ、これからも自分のベーグルの在り方を追求していきたいです♪
by sysouer
| 2009-06-22 22:42
| 日々の事